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仙台へ行ってきました。
復興庁が募集していた「新しい東北」企画に大学から応募したところ、採用が決定しました。
被災地を中心にかつて営まれていた東北の景色を映像を通して復元していくプロジェクト。
これまでに地域映像アーカイブで培ってきた方法論を東北で実行することになり、まずは仙台へ視察。
目的はこのプロジェクトに協力していただく20世紀アーカイブ仙台との打ち合わせ。
午前中はNHK福島で311の津波の映像を空撮で撮っていた鉾井くんに同行頂き、
仙台の沿岸部の被災地を視察しました。
仙台駅から車で20分ほど。
かつては賑やかだった街も、津波で全てを失ってしまいました。
地方ナンバーのダンプが行き交う道を海の方へ向かいます。
車で走れども走れども不毛な土地が広がるばかり。
震災後、東北を訪れるのは2度目ですが、被災地に足を踏み入れたときの空虚感は2年前も今も変わりません。
荒浜地区の一角に写真が飾られていました。
震災前と今を映し出した写真の数々に言葉を失います。
当たり前の暮らしがどんなに大切かを写真を通して伝わってきます。
自然の驚異を前に人間はなんと小さいのか。
この海の向こうから抗うことの出来ない波が押し寄せたことを想像します。
かろうじて残された防風林も風にさらされています。
閖上地区も街そのものが失われてしまった土地。
小高い山の上にあった神社も流されました。
住んでいた場所に被災者が戻ってきた時、心安らぐ場所であって欲しいと、
ボランティアの方々が雑草をとりその土地のまわりに花を植えていました。
「閖上の記憶」と書かれたプレハブの建物に入ると、
そこは、子供たちの心のケアをしながら震災当時の様子を語り継ぐ場所でした。
20分ほどのVTRには、閖上の人々の復興への絶え間ない取り組みが紹介されていました。
午後は仙台の方へ戻り、荒浜地区の被災者住宅の一角にある集会所で、
「昔を語る会」が行われるというのでお邪魔してきました。
20世紀アーカイブ仙台が主催するこの会は、心理療法でも注目されている「回想法」を生かした8ミリの上映会です。
洗濯板などの古道具を見せながら、昔の記憶を呼び覚ましていき、当時の暮らしぶりを思い出してもらいます。
出てきた言葉をライターさんが書き記し、この地域の記録として本を出すのがこの会の目的だといいます。
地道で労力のかかる作業ですが、大切な仕事。
東北に関わっていく以上、こういった姿勢を見習っていこうと思います。
上映会終了後、事務所に場所を移しミーティング。
このプロジェクトの方向性が少しづつ現実的に見えてきました。
東北と正面から向き合い、このプロジェクトを成功させようと心に決めた1日となりました。

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