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人生初となる稲刈り。
最初は手刈り。
稲穂の重さにお米の生命力を感じる。
その後は、使い慣れない農器具を不器用に操りながら、
広い田んぼの餅米を刈り取った。
お邪魔させて頂いた宮田さんの田んぼは完全無農薬。
ここ最近我が家が食べているお米はここのお米だ。
農薬を使わずに育てる。
当たり前のようなことが今では希有な存在になってしまっている。
宮田さんのような農家が増えれば、日本の農業も捨てたもんではないのだけれど。
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地域の運動会がありました。
穂高の中に「等々力町区」と呼ばれる地域があり、
そこが9つの地区に分かれて対抗する運動会です。
今住んでいるのは「美岳町」と呼ばれる9区。
大人も子どもも老人もみんなが参加します。
子供たちの習い事よりも地域の交流の方が大切と考える土地柄。
サッカーのコーチも練習を休んで運動会に参加しています。

会場となったのは中学校の校庭。
町ごとの旗が掲げられ、その後ろにテーブルが並んでいます。
旗が校庭に打ち立てられ、車も校庭に乗り入れ、自転車などは適当に置いてあるのだけれど、
いい加減そうに見える中にも秩序のようなものが生まれている。
校庭はどこか映画のセットの中にいるような雰囲気。
そこにいる人たちは誰もが個性的。
強い風が吹いて旗が倒れそうになっても「大丈夫、大丈夫。倒れてもいいんだから」とあっけらかんとしています。
倒れたらまずいでしょ、とは思わないんですね。まるで三谷幸喜の映画を見ているようです。
中には朝からビールを飲み交わしたりしている人もいて、和気あいあいとした空気が流れます。
が、勝負となるとみんな真剣。熱い熱戦が繰り広げられました。
靴飛ばし競争やジャンケン競争、輪投げ、ゲートボールなど、小さな子どもや年配の方々が楽しめる種目のほか、
かけっこ、二人三脚、ムカデ競争、大縄跳び、綱引き、リレーなど本気で戦う種目もあります。
会場にはこの土地に長く住んでいると思われるおばちゃんの解説が流れ、会場が和みます。

美岳町は、大縄跳びで3位、綱引き、ムカデ競争で優勝などし、着実に順位を上げていきます。
最後に残ったのは地区対抗のリレー。男子4人、女子3人が交互に走って勝負を決めます。
僕は速そうな雰囲気だから、という理由だけでリレーに選ばれてしまいアンカーを走ることに。
長距離はそこそこ頑張れても短距離は苦手。
でも「それぞれの町の一番早い人たちが走りますよ〜」とアナウンスが流れます。

美岳町は3位でスタート、途中4位に順位を落とすものの中学生の女の子がもの凄いスピードで前の走者を抜き去り3位に浮上。その後順位をキープ。4位との距離はどんどん開いていきます。
バトン受け取る時には「このまま走ればなんとか3位はキープ出来るだろう」と考えていました。
が、とんでもないスピードで4位の走者が迫って来る気配を感じ、こちらも必死で走り、
追いついて来た選手を横目にゴールを駆け抜けました。
ほぼ同着になってしまったので不安になりましたが、3位の旗を持った係の人がやってきたので、ほっと胸をなで下ろしました。4位で猛烈な追い上げをしてきた選手、甲子園常連の松商学園の野球部でこの夏まで現役選手だった高校3年生だったと聞いて納得。小さな町の運動会だからと侮れません。

総合点で争われる地区対抗の結果は、なんと優勝!
数年ぶりに美岳町に優勝カップが戻ってきました。
優勝商品はビール1ケース。
運動会が終わると集会所で慰労会。
地域の交流が行われました。

ここに住む人はこの町がみんな大好きです。
景色や環境がいいということだけでなく、
住民同士が生活の中で繋がっていく結びつきが好きなんだと思います。
三好家も祭や運動会を通してこの町に少しずつ溶け込んで来ています。
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早起きしてドライブ。
10月になったばかりというのに車の窓ガラスが凍っていた。
寒い。車で走る事20分。
NHKのおひさまの舞台にもなった七色カエデを観に大峰高原へ。
白馬の山々は早くも雪化粧。
ちょっと走っただけでこれだけの山があるのは嬉しい限り。
冬が待ち遠しい。
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「いっぱい食べる君が好き~♪」
ファンケルのカロリミットのCMに出演中です。
いろんな方から「CM出てるよね~」と言われます。
1~2秒くらいしか出ていないのに解るんですね。
テレビの力の強さに今更ながら驚きます。

撮影場所は牛嶋神社近くの今は使われていない料亭。
ちょっとした小道具だけで立派な鰻屋に見えます。
このCM、1月に撮影。4月からオンエアーの予定だったのですが、
震災の影響で放送を自粛していたようです。
ここにきて大量に流れはじめました。
撮影は写真家の若木信吾さん。
フレーミングのこだわり方に一流のセンスを感じます。
デジタル化が進む映像業界ですが、35mmフィルムを惜しげも無く回していました。
テーブルの向かいにいるのは本物の妻です。
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デザイン科の助手を務める貝山くんの作品撮影。
三好家でも愛用している飛騨産業の家具。
彼は飛騨産業で修行を積み、今は木を使った作品をつくる作家でもあります。
撮影しながら、角度によって変化する表情に魅き込まれました。
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間伐材を使ったペレットストーブの開発から普及、
エネルギーの地産地消を実践し、全国各地にその種を蒔いている古川さん。
その古川さんを追って岩手県住田町へ。
目の前の利益や便利さではなく、持続可能な暮らし方を基本とした提案は、
単なる理想論ではなく今すぐにでも実現可能なのです。
エネルギーが地域で賄えるということは、そこに仕事を生み出し人が雇用出来るということに繋がります。
出来る事から実行に移し行動する。
単純なようでなかなか出来ている人って少ないように思う。
新たな可能性を切り開いて行く特攻隊長のように先陣切っていく役割だと自身を決め、
肩書きには「隊長」と書かれている。
今回、住田町の仮設住宅用に開発したストーブの名前は「MT311 SUMITA」
「more trees 、3月11日、住田町」の略。
(more treesは坂本龍一さんが代表を務める森林保全団体)
ストーブに書かれたプレートを見て、住田に避難している方々の顔がほころびます。
アハハ〜と笑いながらどんどん前へ進んでいく古川さんの行動力、凄いんだなぁ。
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311以降、はじめて東北大震災の被災地を訪れました。
新たに撮り始めたドキュメンタリーの取材。
壊滅的な被害を受けた陸前高田の地に立つと、被害の甚大さに言葉を失いました。

何にも無い・・・

当たり前と思っていた価値観が大きく揺さぶられました。
百聞は一見に如かず。
見渡す限り遥か彼方の山々まで津波が押し寄せ、全てのものを飲み込み、
見上げるようなビルの4階まで水は達した跡がある。
立っているその場所が海の底になったなんて信じがたいことでした。
復興するには途方も無い時間と労力が必要なのだと改めて感じる。

今回、仮設住宅に暮らす人々の温かさに触れる事も出来ました。
多くの悲しみや苦しみを背負っていながらも、前向きに明るく気丈に振る舞う姿に
こちらが勇気づけられました。
1000年に一度のこの経験を、どのように捉えていくのか。
自分が進むべき道が見えたように思う。
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宮城県くりこま高原の栗駒木材へ。
被災地を支援している方々に出会う。
一人一人が今やるべき支援を確実に進めている。
お金では勘定出来ない仕事だけれど、それぞれが生き生きと輝いている。
これをきっかけにこことも繋がっていきたいと思う。
人との出会いに感謝です。

取材を終えた夕暮れ時、静かな山間の空を渡り鳥が数百羽飛んで行きました。
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1年ぶりの上映会。
上映作品をどうしようかあれこれ試行錯誤を繰り返しましたが、
今回は墨田に限定せずに万博や甲子園のフィルムなども見て頂くことにしました。
上映会では撮影した方にお話をして頂き、とても和やかな時間を過ごすことができました。
その場にいなければ体験できない空気を味わえるのもホームムービーの魅力です。
会場となった牛嶋神社をはじめ多くの方に支えられて無事終える事が出来ました。
本当に感謝です。
今後は、10月27日に「地域で残そう映像史料」で墨田区での取り組みを発表。
11月3日、5日、6日と牛嶋神社の境内にて上映会を開きます。

地域で残そう映像史料
 (Click!) 
GTS藝大・台東・墨田観光アートプロジェクト
 (Click!) 
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松本の伝統工芸であったみすず細工という竹細工。
みすず竹という細い竹を使い作られるザルや籠は
大量生産のものとは対照的に、1日1点しか作れないような手作りのものが多い。
竹を割り、1本1本の素材をつくり出し、ひとつずつ丁寧に編まれていく。
竹という素材の特性を生かしたものづくり。
手作りでつくられた道具は手で直せる。
工場でつくられた道具は壊れたら直せない。
大切に使えば数十年は軽く使えるみすず細工。
一度は途絶えてしまったこの伝統工芸を繋げていくために立ち上がった人たちがいます。
彼らの依頼で映像をとることになり、第一回目の視察をしに松本へ。
知らない世界へ足を踏み入れるのはワクワクします。
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畑から大根とカブを収穫。
大根はモグラか何かにちょっと齧られていました。
穫れたての大根の葉の力強さがいい。
それでもこの大根の葉は八百屋などで売る時に邪魔になるそうで、
ゴミになってしまうことが多いそうです。
我が家ではもちろん大根の葉もカブの葉も全部頂きます。
一物全体。

大量に余っている大根の葉の上手い利用方法はないものでしょうか?
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震災以降、福島や東京の友人などから安心できる野菜が手に入りにくくなっていると聞き、
妻が子育てをする友人や幼稚園などのために安曇野産の野菜を送る仕事をはじめました。
仕事と言っても儲けのためにやっているわけではありません。
安曇野に暮らしながら出来る震災支援です。
福島から引っ越して来たお母さんや安曇野で子育てをしているお母さんなどの仲間を集い、
地元の農家や八百屋さんなどに声をかけて趣旨に賛同して下さる方々などから新鮮な野菜を集めます。
それを梱包して発送。
まだまだ手探りですが、徐々に野菜のかけはしの輪は広がっています。
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友人からのメールで、
「いつからモデルになったの?」と。
雑誌ターザンに写真が掲載されているということで、
コンビニに買いに行きました。
ページを捲っても広告が見つかりません。
棚に雑誌を戻そうとしたとき、なんと裏表紙に自分の姿を発見!
走る事がこんな形になるなんて思いもしませんでした。
10月30日の大阪マラソンの中継ではCMが流れるそうです。
撮影は写真家の佐内正史さん。
「走りながら、生きよう」
本当にそうありたいです。
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駿平画。
枯れたひまわり。
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送り迎えの1日。
5時、池田のシャンティクティから信濃松川へ歩いて45分。
6時、始発電車で穂高へ到着。
7時、妻が結婚式のケーキづくりの仕込みがあるためレストランまで送り、
8時、長男を野球のグランドに送り、
8時40分、次男を押野のグランドに送るも集合場所が変更となり移動、
9時、三男をサッカーの練習に送り、
一時帰宅しメールなど事務作業をしたら、
11時、三男をお迎え、
12時、自宅で昼食をとり
13時、妻をお迎え
15時、次男をお迎え、
16時、長男をお迎え、
17時、自宅前で野球の練習。
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朝食を食べていたら窓の向こうに七色に輝く虹の麓が色濃く輝いているのが見えました。
「いただきます」を済ませたばかりでしたが、みんなで虹を見に行きました。
刻一刻と変化する光の様子に歓喜の声。
虹は、5分もしないうちに南の根元から北の根元まで伸びていきました。
間もなく光は薄くなっていったのですが、ほんの数分の出来事に気分が高揚しました。
「こんな日はキツネの嫁入りがあるから外にでちゃいけないよ」というのは黒沢明の「夢」に出てくる一節。
キツネの住処は虹の麓にあるそうです。
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小学校で行われるマラソン大会に向けて家のまわりを走ろうと外に出た。
じゃ、僕はこっち行くね、と突如畦道を駆け出した薫月。
道なき道を全力で走る。
目標は「もちろん1番だよ」と。
紙一重なんだよなぁ。
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藝大アーツイン東京丸の内の三菱地所賞。
工芸科と音楽環境創造科の学生が映像でコラボレーション。
映像の撮影と監修をしました。
この日は舞台上で映像が上映されたほか、作品の脇にも映像を展示。
美術館での作品展示の新しい見せ方の提案でもあったように思います。
作品を目の前にしながらも、脇にはクローズアップなどのディテールがよく見える映像。
これからの可能性を感じる展示でした。
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墨田区、台東区、文京区のアーカイブ事業の取り組みの成果発表が
求道会館という東京都指定文化財の建物の中で行われました。
文京区がもっているアニメーション作品の表現力の豊かさ、
台東区がもっている戦後間もない頃の焼け野原の映像。
どれも貴重な史料です。
墨田区もこれまでの活動を伝えることができました。
ドキュメンタリー映画のダイジェスト版は短いながらも好評だった様子。
会が終了した後、それぞれの主要メンバーが集ってそれぞれのビジョンなどを共有しました。
小さくまとまらず、大きく踏み出すタイミングが来ているようです。
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朝早くからみすず細工のドキュメンタリーの打ち合わせ。
松本市内の工房を見てきました。
そして写真館へ珠希の晴れ着姿を見に行く。
珠希は今年で3歳なので七五三の年です。
写真館に並べられた貸衣装。和装洋装それぞれ選んで撮影。
この日ばかりはお化粧されたり髪を結い上げたりとすっかりとお姫様。
いつものやんちゃっぷりはちょっとしまっておいて、姫気分を満喫です。

久しぶりの休みを満喫、といきたいけれど、後ろ髪を引かれながら新潟へ出発。
特急を乗り継ぎサイカイ産業の古川さんのところへ。
ストーブをワゴンに積み込み行きつけのお寿司屋でご馳走になり、一路安曇野へトンボ帰り。
到着したのは夜中の12時過ぎ。
古川さんと夜中の晩酌を交わし就寝。
慌ただしくも充実した1日。