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宿題をやるね、とお兄ちゃんたちと同じように四角の中に答えを書いていきます。
ノートに書かれたこの文字は日記です。
これは名付けて「たま語」。
ノートを見ながら、その日の出来事を話するのが日課になっています。
もう父ちゃんメロメロです。
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安曇野市はゴミを出すのに30円かかります。
何でもかんでも捨てるのではなく、
ゴミも各家庭で選別してから出すようになります。
いい取り組みですね。
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シャンティクティの臼井さん夫妻が訪れたバングラデシュからインドへの旅の報告会。
世界最貧国とも言われる国の人々が豊かに暮らしている姿は、衝撃でした。
20年ほど前に日本人が入ってこの地の農業に革命をもたらしました。
自然農に限りなく近い、化学肥料を使わない農法の10の原則は見習うべきものがあります。

10の原則
1 農薬は使わない。
2 化学肥料は使わない。
3 自家採取。
4 混植でバランスをとる。
5 自分達で作る野菜と野草をたいせつにする。
6 地下水は使わない。
7 売れる物だけを作るのでなくトータルに考える。売れないものでバランスを取る物の有用性。
8 家畜はハイブリッドでなくローカルなものを使う。
9 魚などもすめる環境をまもる。
10 自分たちの畑の周りに木を植えよう。

この革命が成功したのは、との土地に住む人々の舌が肥えているからだそうです。
美味しいものには2倍近い金額でも売れるという土壌があるそうです。
安ければ何でもいい、ということが好まれるどこかの国とは大違い。
いいものを感じ取れる感覚だけは常に磨いておきたいと思う。
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駿平の描いた北アルプス。
車窓から刻一刻と変化する山を、よく観察しています。
絵が上手になりたいと言っている駿平。
誰かいい先生、いないかなあ。
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デザイン科の入試は1次試験のデッサン6時間。
2次試験は色彩の6時間と立体の6時間。
センター試験以外に合計18時間を費やした作品で審査されます。
試験がはじまって早くから手を動かし始めて、早く完成しているものほど合格率が高いように思います。
悩んでいる時間が長いほど、最後まで煮詰まってしまっているようです。
迷っている暇はありません。
受験生を見ながら、仕事も同じだな、と思う。

写真は宿題をやっている廉太郎と駿平
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取材しているみすず細工の展示会が行われました。
多くの作品が陳列され、僕がつくった映像も流れていました。
伝統が途絶え、それを復活させようと立ち上がったメンバーにより新たに脚光を浴び始めているみすず細工。
新聞の取材やテレビ取材なども来ていました。
開場時間からお客さんも数多くいらっしゃいました。
松本の人たちにとって、伝統がなくなってしまうことは寂しいこと。
みすず細工そのものだけでなく、復活させようという思いに注目が集まっているようにも思える。
まだまだ本当の復活への道のりははじまったばかりですが、
僕も応援してきたいと思います。
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大震災から1年。
松本のデモに参加してきました。
デモに参加するのは初めて。
こうして松本に1800人もの人たちが集まり、
思いをひとつにして行動できるということに勇気をもらいました。

311を受けて自分自身何が出来るのか解らないながらも考えてきた1年。
子供たちを守りたい、その一心で安曇野移住を決め、新しい暮らしがはじまりました。
エネルギーや食について、今まで以上に考えるようにもなりました。
自分たちの暮らしを持続可能なものにしていこうという一歩を踏み出したばかりです。
これからどう生きていくか。
ひとつひとつの日々の行動が大事です。

写真はどんな時でも剣玉から手を離さない薫月。松本で。
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廉太郎、小学校の卒業式。
講堂に集まった全校生徒。
10ヶ月通っただけの小学校だったけれど、廉太郎にとってきっと大きな意味のある小学校生活最後の10ヶ月だったと思う。
震災を受けて引越してきた安曇野で、不安もたくさんあったと思うけれど、外から温かい目で迎え入れてくれる地域性にただただ助けられました。
6年、親からしてみたらあっという間ですが、本人にとっては入学式なんて遠い昔の話。
一日一日を精一杯過ごしてきたら、6年経っていたという感覚なのでしょうか。

夜ご飯を食べた後、家族揃って映画Stand by meを観ました。
この映画、小学校を卒業した12歳の少年たちの話だったのですね。
不器用なこの世代の初々しさに心暖められました。

19日から3泊4日で東京まで自転車で行ってきます。
父ちゃんと廉太郎との二人旅。
どんな旅になるのか楽しみです。
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旅支度はギリギリまでかかってしまった。
夜中3時ちかくまで仕事に終われ、旅支度もままならず。
準備万端とは言いがたいけれど、スタートしなければ始まらない。
朝、廉太郎の友だちがお見送りに来てくれて、チョコとタブレットのお菓子を旅のお供にと頂いた。
霰の降る中、安曇野穂高を出発。8時48分。
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カメラをどうやって構えて撮ろうか、ビデオはどうしようか?そんなことを考えながら走りだす。安曇野の田舎道は気持ちいい。白く輝く北アルプスを背に南下して行く。走りはじめて間もなく、積み込んだ荷物が歩道と車道の段差で荷崩れしてしまう。全ての荷物はキャリアにくくりつけて、背中に荷物を背負わずに行くはずだったけれども仕方なくリュックは背負っていくことに。キャリア損傷。
その後も度々荷物が外れてしまう。果たしてこの先大丈夫なのだろうか?体力的なことよりも、自分の自転車が最後まで持つかどうかが不安になってしまう。松本市内までそんなことを繰り返しながら走る。廉太郎はトラブルも無く淡々と走っている様子。父さんのことを気遣う余裕もある。
大都会、松本の市街地をひた走り、中心地を超えたところで一休み。電機屋さんの裏の陽当たりのいいところをみつけ、持って来たパンとお菓子を食べながら休憩。廉太郎は友だちのヨッコにもらったチョコを一粒分けてくれる。
エネルギー補給したところで再びこぎ出す。市街地を出るまで思った以上に時間がかかる。塩尻峠の入り口にさしかかり急な坂道が始まる。道の駅で休憩。お昼ごはん。地べたに座って今朝母さんににぎってもらったおにぎりを食べる。上手い。塩尻峠を目の前に気合いを入れる。
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塩尻峠へ。高低差500m。僕が車をオーバーヒートさせたのは、横を走る長野道で塩尻峠を越える時。因縁の峠越え。自分たちがオーバーヒートしてしまわないか不安な気持ちで進む。傾斜はきついけれどもこげないほどではない。ひとこぎひとこぎゆっくりと前へ。国道19号は車が多いけれど、どの車も僕らを遠く避けながら走ってくれている。有り難い。廉太郎も走る事に集中している。曲がりくねる坂道に、あのカーブを曲がりきったらきっと峠だ、と自分たちに言い聞かせながら走る。けれど峠は見えてこない。まだかまだかと言いながら走り続ける。半ば無心になってきたその時、塩尻峠の看板が目に入って来る。力を振り絞り一気に駆け上がる。爽快感と達成感。厳しい表情で走っていた廉太郎にも笑顔がこぼれる。
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塩尻峠を超えると遠く諏訪湖を望む景色にがらっと空気が変わる。諏訪湖を目指す。1時間以上かけた峠も下る時は10分とかからない。時速40kmを超える速さにもなる。同時にタイヤの歪みに気づく。荷崩れでキャリアだけでなくタイヤのスポークも破損している。狭い道を走り、諏訪湖畔にたどり着く。休憩。
初めての峠越えを終え、諏訪湖の広さを前に緊張から解放される。芝生に横になり休息。
諏訪湖畔は自転車道と遊歩道がそれぞれ整備されていて走りやすい。少し風が出て来る。
湖畔を離れ茅野へ。少し体も冷えてきた。「眠い」と廉太郎。疲れも出て来た。国道の喧噪を避けて路地を入ったとJRの高架脇で休憩。廉太郎はしばし芝生に寝転び眠ってしまう。荷物を整理しながらのんびりとした時間。15分は寝ただろうか。貨物列車が通過する音に廉太郎は飛び起きる。ちょっとの睡眠でかなり疲れがとれたようで「さぁ、いこう」と元気な様子。国道は緩やかな上り坂。諏訪湖から入笠山まで高低差200メートル差をほどをじわじわと上っていく。国道から入笠山へ向かう急勾配で力尽き、自転車を押して登る。日も随分傾いてきた。宿へ向かう道に迷いながら度々iPhoneで場所を確認しようやく辿り着く。
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入笠山YH到着。17:20。距離78km。
宿はこぎれいで広々としたつくり。窓の正面に八ヶ岳を望むロケーション。宿泊は僕と廉太郎だけ。
広々としたお風呂でたっぷりと体を休めました。
無事1日目終了。
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朝食を終えて早々にスタート。8:10。
2日目のコースは高低差500mの下りが中心のコース。60kmの予定。
今日は春分の日。春らしい陽気。
下る、下る、下る。誰もいない国道をどんどん下っていく。下り疲れて道の駅に立ち寄る。
昨日、急いで出て来たので、封筒に入れた旅の資金を家に忘れて来てしまっていた。昨晩の宿泊代は廉太郎に借りてようやく足りた。財布の中には320円だけ。
先を走っていた廉太郎がサントリーの白州工場の入り口脇のコンビニで止まった。
何かと思ったら「お金おろさなくていいの?」と。
あれ、僕よりしっかりしているじゃないか。
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南アルプスを右手に見ながら川沿いのサイクリングロードへ。ポカポカ陽気の中爽快なサイクリング。甲府盆地に入ると空が急に広々としてくる。休憩。自家菜園が広がるのどかな空気。チョコをひとかじり。このチョコはいつの間にかヨッコの味となって体に染みて来る。廉太郎にとっても休憩ごとに噛み締めるチョコの味は格別に違いない。この一粒に英気ををもらっている。
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所々国道を避け裏道へ。畑仕事をしているおばちゃんたちから応援の声をもらう。
盆地に入りほぼ平坦な道のり。国道20号も広く片側3車線。歩道も広く安心して走ることができる。
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お昼休憩。高台のドラゴン公園。整備された芝生広場。遠く富士山の眺望。親子連れなどが遊ぶ平和な空間。持ってきた赤飯おにぎりを食べる。
1コで満腹になるほどの大きさ。居心地がいいので長居してしまいそうだけれど、「さぁいこう。」という廉太郎の一声で重い腰をあげ目的地の勝沼ぶどう郷YHへ向かう。白く雪を冠った八ヶ岳もいつの間にか見えなくなり、甲府盆地の街中を走る。
YHは甲府盆地を見下ろす高台にあることはわかっていた。けれど道がわからない。地元の人に道を聞く。
「次の信号を左行けば天空の温泉があるから、その近くだよ」と。信号の手前で天空の温泉の看板を発見。「YHの近くに天空の湯というのがある」ということだったので、看板に従って山道を自転車を押しながら登る。険しい。険しい。険しい。。。。すれ違う車の運転手も必死な二人の姿を見て驚いている。
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「もぉ無理。休みたい。」
宿まであと1.5キロとうところで力尽きてしまい休憩をとることに。
やっていたのは甲府盆地を見下ろす高級なレストラン。入ったもののこれといって食べたいものがない。
廉太郎はベイクドポテト。僕は有機野菜のサラダ。勝沼ということでノンアルコールワインも注文。
険しい坂道に参っていた廉太郎も、食事をとって気持ちを取り直す。
宿まで続く急な坂道をほとんど自転車を押しながら登る。
時速3.2キロ。キツいなーなんて言いながら、定刻の16:30に無事到着。
78km。迷ったりしていたので、予定よりも随分と余分に走ってしまった。
一休みしてから風呂と夕食は昼間に立ち寄ったレストランの脇にある天空の温泉へ車で送迎してもらう。あれだけ頑張って登って来た道も、車で行けばあっという間。
横断してきた甲府盆地の夜景を眺めながらの露天風呂。
キラキラ輝く都会の光を見下ろしながら「あの光はさ〜」とか話しながら一日の疲れをとりました。
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朝食を済ませてスタート。8:20。
フルーツラインを山づたいにアップダウンのあるコースを走る。
甲府盆地の先に、遠く南アルプスを眺めながら快走。
そこから県道を山へ向かってほぼ1直線に登る。登る。登る。
登るのはもううんざりというほど登る。
自転車をこげるような坂道ではないので、ひたすら押しまくる。
山に沿ってほぼ一直線に伸びている県道は一葉の道とも呼ばれている。
先の見えない坂道に廉太郎の顔は険しい。
嫌な気持ちも前に進むことしか道はないことがわかっている。甘えても誰も助けてくれない。
僕だって手を差し伸べたくても何も出来ないのが自転車旅行。
せいぜい出来るのは廉太郎の後ろから歩いてやる事だけ。
出発してから1時間半。10キロほどのところの大菩薩峠の登山口にある茶屋で休憩。
昔ながらの店の佇まいのお店。当然そこに立ち寄るのが決まっていたように足を踏み入れる。
よもぎ餅を頂く。300円。疲れた体に優しい味だ。梅干しも出していただく。
お茶の時間はお店のおばちゃんのお喋りの時間に。
友だちとの旅行のことなどたわいもない話をするのだけれど、
なんだかそんなどうでもいいような話が心地よく響く。お茶も頂いたところで出発しようとしたら、
「重そうな荷物送ったら?」と。これから峠を攻める前に、出来るだけ身軽になりたかった。
720円で送れるのであればいらない荷物はまとめてしまおうということになった。
廉太郎も大賛成。段ボールをもらい荷造りをする。
いらない荷物をまとめたら大きな箱がはち切れるくらいの量になってしまった。
こんなにもいらないものを持っていたとは。
万が一に備えて用意した輪行バッグや防寒着などが多すぎたようだ。。
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身軽になってこの旅の最難関の峠を走り始める。
国道411号=大菩薩街道=青梅街道。
東京へ繋がっていく青梅街道とは思えないような山道。
疲れを忘れようと卒業式で歌った校歌などを歌いながら走る。
森、森、森、森・・・・。まわりを囲むのは森ばかり。
これ以上無い森林浴だ。
曲がりくねった道は、時に足もすくむような高さの陸橋だったりする。
行き交う車は時折走る程度で、ほとんどは誰も居ない坂道。
聴こえるのは風の音と鳥の声と二人の荒い息づかいだけ。
遠く彼方山の上の方に道路が蛇行しているのが見える。
あんな遠くまで行くのかと思うと気持ちが萎えるが、
少しずつでも前進していくしか道はない。
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道ばたで休憩を何度か繰り返す。
あのカーブの先に峠が見えてくるのか?と思ってもなかなか見えてこない。
天気は快晴。振り返ると富士山が聳えている。
標高が上がってくると、残雪があちらこちらに見えてくる。
無心になって漕いでいるとようやく柳沢峠(標高1472m)に辿り着く。
12時をまわったところ。
3時間以上、登り坂と格闘してきた末の頂点は喜びも大きい。
峠の茶屋で昼食。
僕は山菜蕎麦、廉太郎はとろろ定食。
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落ち着いたところで御嶽に向かい下り始める。
ピューーーっと一気に下っていく。
止まっている暇はない。
右へ左へカーブを抜けていく。
上り坂では汗をかくほど暑かったのに、下りでは体力をあまり使わないので体が冷えてくる。
ブレーキをかける手が疲れてくる。
それでも止まる時間を惜しんで走りまくる。
爽快~~~!!!
森と崖の間を延々と走る。
飽きるほど下ると、ポツリポツリと民家が現れはじめる。
古い村落では人の気配があまり感じられない。
田舎の景色を抜けるとエメラルドグリーンに染まった奥多摩湖が見えてくる。
潤いのある景色にリフレッシュ。
湖畔を走る国道はカーブとトンネルの繰り返し。
小河内ダムで最後の休憩。
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ラストスパート。
奥多摩の町並みをすり抜けていく。
御嶽ケーブルカーの看板を目指していく。
ケーブルカーの乗り場への道のりは最後の難関。
急坂を自転車を押しながら上っていく。
ケーブルカーに自転車を積み込み標高900メートルの世界へ。
辿り着いた駅から宿までの道は曲がりくねっている。
まるで千と千尋の神隠しの世界に迷い込んだような感覚。
東京都とは思えないような新鮮な空気。
今日の宿は江戸時代に建てられた御嶽神社の氏子さんが営んでいる御嶽山荘という宿坊。
風呂に入って部屋に戻ると布団が丁寧に敷かれ、ご飯は隣の部屋に用意されていた。
刺身こんにゃくなど美味しい料理を前に、一日の出来事を振り返る。
息子に注がれるビールが旨くて瓶ビール1本と日本酒1合を空けてしまった。
男旅、最後の夜も気持ちいいなぁ〜。
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うぐいすの囁きで目覚める。朝5時。
もぞもぞしながら廉太郎が「おはよう」と声かけて来る。
6時からお風呂で暖まり、6時半に宿を出て御嶽神社へ。
朝7時から日供祭という神様にお供えをする儀式が行われるというので参列する。
行ってみると出席者は僕と廉太郎二人だけ。
神主さんによるご祈祷の後、神様にお供えする。
お酒、お米、野菜(ピーマン)、昆布、みかん(果物)。
「動物性無いね」と廉太郎。
お祓いをして頂いた後、朝日の光を背中に受けながら神主さんがお供えする。
僕らも玉串を奉納する。
一通り儀式が終わり、神社全体を事細かに説明して頂く。
玄関に飾られた間仕切りの彫り物はなんと塩野谷博山さんによるもの。
そういえば博山さんは青梅育ちだったことを思い出す。
こういったところで出会う知人の作品に驚かされると同時に嬉しくなる。
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朝食を済ませ、近くの沢を一巡りする。苔むした岩の間を澄んだ清流が流れている。
歩く足取りも軽くなる。一方で廉太郎は疲れて来た様子。しりとりしながら気分を紛らわす。
気がついたら2時間近く歩いていた。
参道の土産店に入り、友だちや家族への土産を購入。
家族にはお箸、野球友だちにはキーホルダーを購入していた。
宿に戻り自転車に荷物を積み込み、女将さんに見送られて帰路につく。
12時のケーブルカーに乗り込み麓へ。
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ケーブルカーを降りてからは多摩川沿いに所々に咲く梅を眺めながら走る。
今日は50キロ程度のコースなので気分が楽だ。
心無しか昨日までよりも言葉少なにペダルを漕ぐ。
小腹がすいたので、コンビニで休憩。
ヨッコにもらったタブレットをふた粒ずつ口に入れる。
玄米菜食を基本にしているので、こういうお菓子は苦手なのだけれど、
味覚とは別の次元で力をもらえることに改めて気づく。
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青梅街道を走り16号に入る。横文字の店が建ち並ぶ横田基地沿い。
アメリカと思うような町並みを抜けていく。
五日市街道から小金井を目指す。立川に入ってから小金井までは思った以上に距離がある。
車道を走る車の数も増えて来た。
いつの間にか車よりも自転車の方がペースが速くなって来る。
武蔵小金井の駅を通り、実家への道は足取りも軽くなる。
あの角を曲がればゴールだ!
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3時半、待ち構えていた家族やいとこの子供たちなどに迎えられゴール。
安曇野〜東京、275km。
家族がつくったアーチをくぐり抜けて男旅終了。
無事にゴールできた事に安堵する。
次々に労いの言葉をかけられる。
ゴールした嬉しさと、旅が終わってしまった寂しさとが重なる。
小学六年の廉太郎と苦楽を共にした4日間。
この旅が大きな自信に繋がる旅になっていればと思う。
自転車男旅を応援してくれた全ての人に感謝。
そして何よりも家族にありがとう。
これが僕から12年生きてきた廉太郎へのプレゼント。
小学校卒業おめでとう。そして中学生活もおおいに楽しんで欲しいと心から思う。
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珠ちゃん、絶叫してます。
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東京への自転車旅が終わった余韻もないまま安曇野へ。
早朝に東京を出発し、一路安曇野へ。一旦帰宅。駅伝大会に出場するため10時には豊科運動公園へ。
安曇野市の小学生が参加しているこの大会、上位数名が安曇野市代表の陸上選手として県大会に出場することになります。
開会式を終え、12組のチームに分けて、小雨の降る中ストレッチや準備運動など念入りに行います。
この大会では小学1年生から6年生までがそれぞれ10人のチームを組み、襷を繋ぎます。
チームごとの成績も出るのですが、個人の記録が記録会の対象タイムになります。
スタート。まずは黄色い襷の駿平が第1走者として駆け出します。
序盤、先頭集団に食らいついていくも、それほどスピードが伸びず順位は後退。ゴール間際で挽回。
中盤くらいの順位で襷を繋ぎました。
第5走者の薫月。襷を受け取った瞬間から顔つきが違います。マイペースながらも一歩一歩しっかりと足を運びます。
雨もこの頃は本降りでなかなか厳しい条件の中、2人を抜かす大健闘。本人も大満足の走りでした。
アンカーを走るのは6年生。廉太郎はスタートこそ笑顔で走り始めたもののすぐに失速。横腹を抱えながらの厳しいレース。
後からくる走者に次々に抜かされていきます。なんとか走りきった1.2キロ。結果は奮いませんでしたが良く頑張ったと思います。
日頃の朝ランの成果が実を結んだとは言いがたい結果でしたが、こういった大会に出場することで安曇野市にはまだまだ速いランナーが山ほどいるということがわかりました。
子供たちにとってとてもいい刺激になる大会でした。
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松川村で全国的に有名な野口種苗の野口勲さんの講演会がありました。
在来種の種を繋いでいくことの重要性、子孫を作れないF1と呼ばれる種の危険性を語られました。
海外では、遺伝子操作によりつくられたF1の種に特許申請し種子に対して知的財産権を持つという信じられないことが起っています。
お店に並んでいる種のほとんどは海外で作られたF1の種。
在来種を守っていくことの重要性を改めて感じました。
地産地消。種の世界でも同じことですね。
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甥っ子たちが遊びにきました。
東京からの道中は今年から専門学校に入る甥っ子のiPODが大活躍。
ブルーハーツからAKB、マイケルジャクソン、ファンキーモンキーベイビーズ、尾崎豊だって聴いています。
ジャンルなんて関係なく好きなものを聴く姿勢に、新世代の風を感じます。


満願寺にお水を汲みにいき、そこからシャロムヒュッテまで散歩しました。
山間部は明け方まで雪が降っていたようで、道路に積もった雪の上には鹿か何か動物の足跡がついていました。
満願寺の水は冷たくてさらりとしています。甥っ子も義姉も美味しくってがぶがぶ飲んでいます。
飲み過ぎたので、散歩途中で民家にお手洗いを借りました。
山を降りると春の匂いを感じます。畑の土からは湯気が出ていました。
畑仕事をはじめている人もいます。厳しい寒さを超え、春が近づいてきています。

水汲みから帰り、子供たちには焚き火で遊びながら畑の畝立てを手伝ってもらいました。
都会から来てもすぐに自然に順応できるのは子供だからでしょうか?
すかり田舎の子の顔になっています。
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ここから先には入れません。
台所への立ち入りが禁止されているユキちゃん。
この一線を超えると厳しく叱られます。
鼻が出ているくらいはご愛嬌。
夕食の匂いを支度が始まるとこうして台所の入り口で夕食が出てくるまで待ちぼうけです。
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甥っ子二人を乗せて東京へ。
今回の安曇野で良かったのは何?と聞くと、
5年生の甥っ子は「松本城!」と無邪気に答えました。
高校を卒業した甥っ子は少し考えてから「朝日。」とぼそりと言いました。
早起きして見た朝日が良かったなんてちょっと嬉しい答えです。
新宿で別れて帰宅の無事を知らせるメールに「また安曇野に行くのが楽しみです」と。
またいつでも遊びにきてね。
今日は東京日帰り。
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「明日から3日間休みが取れたから遊びにいってもいい?」
そんな電話の翌日、春日部から大学時代の友人の家族が遊びにきました。
安曇野観光もいいのだけれど、三好家に来たら三好家流のおもてなし。
妻のつくる玄米菜食料理と北アルプスを眺めながらの朝ラン、満願寺への水汲み。
この日は残念ながら朝日は拝めませんでしたが、子供たちは「風がおいしい~」とはしゃいでいました。
まだまだ朝は冷え込む安曇野ですが、ジョギングすれば汗ばんできます。
いつの間にか小林家も5人家族。3人姉妹と共に素敵に輝いていました。
また遊びにきてね。
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妻が近所のお友達などを誘って醤油づくりをはじめました。
あちこちから借りてきた醤油樽3つ。
醤油作りはお母さんたちのお仕事。
男たちは水汲みや力仕事でお手伝いします。
1日目。まずは車を走らせ満願寺へ。
お水を100リットルほど汲んできました。
子供たちも雨の中お手伝い。